将来介護が必要になるかも?ロコモの原因

ロコモとはロコモティブシンドロームの略で、体を動かす運動器に障害があるために、立つことや歩くことが困難になる症状のことをいう。症状を放置していると寝たきりになる危険性があるので、将来介護が必要になる危険性が高くなる。そのため、介護現場でも積極的な予防や対策が必要だ。

ロコモの原因は加齢、運動不足、自動車などを利用することによる活動量の低下、スポーツのしすぎや無理な姿勢による怪我、障害、肥満ややせすぎ、腰の痛みなどの不調の放置、骨粗鬆症や変形性関節症などの運動器疾患、外出をする機会の減少などがたくさんのことが挙げられる。

運動器とは骨や筋肉、関節などが脊髄や神経と連携して体を動かす仕組みのことをいう。どれか1つにでも不調があると、体の移動機能が低下してしまう。好きな場所に自分の力で歩いて行ったり走っていくことが困難になるので、散歩やランニングなどの運動もしにくくなる。

バスや電車、自動車などの便利な移動手段に頼っていると、運動不足になることが多い。こういった便利な移動手段に頼っていると、自分がロコモになっているという自覚がなくなり、気付いたころには手遅れということもあり得る。その結果、生活活動が制限されたり社会参加がしにくくなったり、要介護状態になって周囲の力を借りなければ生きられない事態に陥ってしまう。

ロコモを防ぐには、普段から体を動かして負荷をかけるように心がけるのが良い。適度な運動習慣を続けて運動器を使い続ければ、ロコモになりにくくなる。ロコモ状態にならないよう、運動や体に良い食事を日頃からしていこう。